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第7回 花園農村の碑 碑前祭   [催し物]

もう10日以上経ってしまいましたが
行ってきました碑前祭!

10月26日土曜日、快晴。

この青空の様な爽やかな碑前祭。

今回は若い仲間が増えました。
韮崎のシンガーソングライター、サガノユウキさん。
賢治ファンだったユウキさんは
プラネタリウム番組『二人の銀河鉄道』を見て感動し、
「銀河鉄道の街」という曲をつくりました。
その曲と「雨にも負けず」の2曲を
アザリア記念会・新村さんのコーラス付きで披露。

汽車の形の詩碑の前に立つお二人の歌を聴いていたら
まるで銀河鉄道に乗り込もうとしているジョバンニとカムパネルラに見えてしまって涙涙…。

毎年この日の為に集まり歌ってくださる韮崎市民合唱団の皆さん、本当に有難いことです。

賢治の絵本で知られる田原田鶴子さんは『二人の銀河鉄道』の背景に使われた絵を
アザリア記念会に寄贈してくださった!!
初めてご自分の作品を手元から離すとのことです、ありがとうございます。

金田賢一さんと丸尾めぐみさんによる朗読劇『二人の銀河鉄道』では、
プラネタリウムで観たときのそのままの声と音楽に、
場面が浮かぶとまたあの時の感動がよみがえってきました。
保阪嘉内が19歳の時に創った詩、「マイリトルブラザージョン」の朗読もあり、
これがまた愛情にあふれたいい作品。(近いうちにアップします)

美しいものをたっぷりと頂いて
心がいっぱいに満たされた碑前祭でした。

プラネタリウム『二人の銀河鉄道』を制作した高橋真理子さんも会場にみえていて
監修・アドバイスをした加倉井厚夫さんもいて
今年は、この作品によって結ばれた人々が集ったんですね~

保阪嘉内の長男・善三さんと次男・庸夫さんのお姿も見ることができ
ほんとうによかった。


打ち上げは居酒屋・百文家さんにて。
ここでも歌って騒いで、お腹もいっぱい。

賢治と嘉内は、人々の幸いを願って、ポラーノの広場や花園農村を夢に描いたのでしたが
岩手、栃木、鳥取を始め各地に今もなお広がり続ける友好の輪を思ったとき、
二人が創りたかったのは、ほんとうは場所のことではなく
こんな風な人と人との繋がりのことだったのではないかなぁと
生ビールを飲みながらみんなを眺めていたら
こみ上げてくるものがあって、なんとかバレないようにごまかすのが精一杯で…。

ああ、楽しかった、うれしかった。

素晴らしい人々が集まってくる韮崎!
みなさんお世話になりました。

来年もまた行きまーす!!



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